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代表メッセージ

一般社団法人未来構想ラボの設立に込めた想いと、私たちが目指す教育

の未来についてお伝えします。

代表理事

保坂 美代子

私は大学卒業後、民間企業勤務を経て高校教員となり、長野県内の公立高校3校で通算10年間校長を務めました。退職後、教育に対する思いを共有する仲間たちとともに、一般社団法人未来構想ラボを設立しました。
教員時代、生徒たちから繰り返し聞いた言葉があります。
「どうして勉強しなければならないの?」 「数学や物理は将来使わないと思う。」 「海外に行く予定はないから英語の必要性がわからない。」
こうした疑問は、多くの子どもたちが抱く率直な思いです。しかし現実には、単位の取得や受験、進学といった目標に向かって学習を続ける一方で、「なぜ学ぶのか」をじっくり考える機会は決して多くありませんでした。私は次第に、「学ぶ本当の意味」を考える機会をもっと提供できなかっただろうかと思うようになりました。
その後、事業構想大学院大学で学び、さまざまな立場の社会人と出会いました。そこで私が強く感じたのは、社会の課題に向き合う人ほど学び続けているということです。仕事や地域、人生の様々な課題を解決するために、自ら必要な知識や経験を求め、学ぶことそのものに喜びや楽しさを見いだしていました。
もし今、あの頃の生徒たちと再び話をすることができるなら、私はこう伝えたいと思います。
「学びとは誰かに強制されるものではなく、自分の未来を切り拓くための力なのだ」と。
いま、AIの急速な発展によって社会は大きく変化しています。単に知識を覚えるだけでなく、その知識を活用して問いを立て、価値を創造する力がますます重要になっています。
複雑な状況の中で最適な判断をすること。 新しいアイデアを生み出すこと。 まだ存在しない未来を構想し、それを形にしていくこと。こうした力は、一人ひとりが自ら考え、挑戦し、学び続ける中で育まれていきます。
「自分は何を大切にしたいのか。」 「どのような未来を創りたいのか。」 「そのために、今何を学ぶべきなのか。」こうした問いに向き合うことこそ、主体的な学びへの第一歩だと私は考えています。
自分にとって本当に必要なものや目指したい姿が見えてきたとき、学びは義務ではなく、喜びへと変わります。
未来構想ラボは、一人ひとりが自分らしい未来を描き、学ぶことの楽しさと価値を実感できる機会を提供してまいります。そして、未来を切り拓く力を育む場として、多くの皆さまと歩んでいきたいと願っています。

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